貴金属としての金の品位を考えてみる

貴金属を調べていくと、きっと金製品の事について辿り着くと思います。
加工しやすい貴金属として多くの人々に知られていますし、何といっても使いやすく高級感も出せるのが魅力のひとつですよね。
しかし、そんな貴金属としての金なのですが、純金を見た事があるでしょうか?金は多く見た事があるという方でも、純金をしっかりと見た事がある…と、いう方は珍しいと思います。
それもそのはず、純金はインゴッドといって金の塊。
世の中に出回っている数多くの金製品は、18金や10金などの割り金がなされたものだからです。
では、何故わざわざ割り金などを行うのか、そして18金などはどういった意味なのか。
こういった、金の謎についてここでは紹介していきたいと思います。

18金とは

さて、もし自宅に金のアクセサリーがあったとしたら、そのアクセサリーを見ていただきたいです。
ただ、金なだけだけど…と、思う方もいるでしょうが、そこでは無く裏です。
18Kなどと刻印がありませんか?この刻印なのですが、実はこの製品に対してどれほどの純金が入っているかを表したものなのです。
難し言葉でいうと、これを金の品位と呼んでいます。
どうして、こう呼ばれれているのかは、後で説明しましょう。

内包量

品位ということなので、結果的には内包量となります。
実は、純金は規定で24Kと決められています。
そのため、18Kとなればその製品の中には、24に対して18の金が含有されている、ということになるのです。
そしてこれが、合金。
金には、純金と合金の2種類が存在していると覚えておくと良いでしょう。

金の品位

・合金の呼び方
さて、純金の場合は24k言いましたが呼び方はどうなんだろう…と、思った方もいるかもしれません。
この呼び方は、24ケーです。
18Kだとしたら、そのままケーを合わせ、18金だとしたら、18キンという呼び名になります。
因に、この呼び方は日本であって、英語などでは18金自体を「エイティーン・カラット・ゴールド」と呼ぶようです。

・比率ってどのくらい?
さて、24Kや18Kというのは良く分かったと思いますが、そもそもどれだけの分量が入っているのか…と、なりますよね。
こちらも、単純計算で構いません。
24Kが1000だとしたら、18Kは750です。
こういった計算をしていって、どんどん品位が決まっていきます。
ちなみに、この金なのですが、24、22、20、18、15、14、12、10、9があります。
価格も、金の含有量によって変化していきます。

純金の存在価値

・純金を使えないのは何故?
ここまで説明していった中で、少し疑問を感じている方々がいるかもしれません。
その疑問なのですが、何故ここまで来ているのに純金を使わないのだろう…。
と、いうことです。
それもそうですよね。
だって、純金が一番高級ですし、加工しやすいんです。
実は、昔のジュエリーにはほぼ純金が使われていた事が分かっています。
さらに、こういったジュエリーなのですが、24,22Kが殆どであり、その当時から純金に対する憧れが強かった事が分かります。
であれば、今だって使ってしまえば良いだろう…と、思いますよね。
でも、それには使えない理由があるのです。

・金の弱点
実は、金というのは、とても繊細な貴金属なのです。
劣化に強かったりしますが、その体自体は弱いのです。
まず、加工がしやすいということは、単純に言って柔らかいということ。
そのため、傷が簡単についてしまうのです。
さらに、ダイヤモンドなどを配するための爪も、結果的に変形しやすいので直ぐに壊れてしまうのです。
これでは、日常的に使う事はほぼ無理ですよね。
もちろん、現在でも24Kなどの製品は多く出回っていますが、なかなか難しいところです。
合金には、こういった意味合いもあるのですね。